先日、うつ病の記事を書いていて思い出しました。4~5年ほど前、クレイジー?なアメリカ人ドクターの、うつ病患者に行う治療法を見てきました。これはあまりにもクレイジーすぎて、一歩間違えば犯罪レベルに達する治療法です。
ドクターは言いました。
「うつは、Windowsと同じだよ。もしうつになるプログラムが起動するのなら、それを起動しないようにすればいいんだよ。」
治療の3つの例を、ご紹介します。
クレイジー治療法1:針を使う
うつ病と診断されて1年。営業でノルマが達成できない、上司と部下のコミュニケーションがうまくいっていない、なんとなく「はぁ~・・・」と、下を向いてしまう。すべてのことになんとなくやる気が出ない。
患者さん:「・・・なんですよ」
ドクター:「わかりました。」
ドクター:「まずは、うつになるプログラムが起動しないようにしましょう。」
患者さん:「はあ。」
ドクター:「アゴの下に針を10本くらい設置しますね。」
患者さん:「えっ・・・」
器具で実際に設置
ドクター:「さあ、下を向いてうつになってください!」
患者さん:「無理です!痛いじゃないですか!」
話を聞いて、数分後のことでした。いきなりこんなことをするのか?
頭を下げたら、針に刺さります。刺さったら痛いに決まっています。
ドクター:「これをうつがなくなるまでやってください。」
患者さん:「無理です!もう下を向きませんので勘弁してください!」
ドクター:「帰ったら頭を下げるでしょう?やはり、そのままですね。」
患者さん:「わかりました、帰っても頭を下げません!」
ドクター:「頭が下がったら針が見えるよう、靴に針のシールを貼りましょう。」
患者さん:「みっともないのでやめてください!」
そんなやり取りを見ていて5分後・・・
ドクター:「まずうつの起動プログラムその1、下を向くを削除しました。」
ドクター:「その2、会社を辞めたいと言いましたね。」
ドクター:「私が今すぐ会社に電話してあげましょう。電話番号を教えてください。」
患者さん:「待ってください!」
ドクター:「君のうつは治るんですよ?ノルマと上司、部下から解放されましょう。」
患者さん:「いやいや、、、それは、なんたらかんたら、、、、」
ドクター:「ジャパニーズは真面目ですねえ。」
うつって、そんな単純に治るのか?と、私は思いました。
でも、案外、そんなものかもしれません。
クレイジー治療法2:ひきこもり型のうつ病
うつ歴4年。親御さんからの相談。息子が大学を落ちて、それから自宅の部屋から引きこもってしまった。もう4年で、トイレと部屋の往復。フロはほとんど入らず、部屋は悪臭。毎日、ドアの前にご飯を置いている状況。なんとかしたいんだけど・・・。
ドクター:「お母さん、迫真の演技で、殺される役をやってください。」
ドクター:「私のパートナーが、ガスマスクをつけて、強盗しますから。」
ドクター:「パートナーは息子さんにナイフ(偽物)を向け、思い切り威嚇します。」
ドクター:「その後、お母さんは悲鳴を上げて、血袋をばらまいてください。」
お母さん:「はぁ・・・・」
お父さん:「・・・」口をあけてポカーン
これは賭けでした。
緊急時、引きこもりの息子が、どういった行動をするのか?
現場は私は目撃しておりませんが、結果、息子は親を守るために勇気をふりしぼって、
泣きながらほうきやバケツなどを投げて、母親を守ったそうです。
その後、母を守るために、自宅警備員になったそうです。
ん?自宅警備員?何も変わってないじゃないか!と言いたいところですが、
部屋から出てくるようになったみたいです。
「母さん、次は大丈夫だから。」とのこと。
筋トレもはじめたみたいで、変化はあったようでした。
4年間引きこもりですからね、まあ変化があっただけ、次につながりそうでした。
クレイジー治療法3:ひきこもり型のうつ病2
親御さんからの相談。うつ歴半年。引きこもりで、家から出ていない。エリートとして、有名大学に合格したが、その後、ついていけなくなって、中退。自宅にこもってしまった。コミュニケーションはできるけど、仕事をする気力がないみたい。外出もしてない。なんとなく生きている。次につながる行動をしない。
ドクター:「よし、風〇嬢に行ってもらおう。」
お母さん:「えっ!?」
ドクター:「お母さん、多少お金はかかりますが大丈夫ですか?」
お母さん:「はぁ・・・まぁ・・・」
ドクター:「お母さんは、買い物をすると言って外出しててください。」
ドクター:「そこへ、風〇嬢が、突然、お邪魔する設定でいきましょう。」
ドクター:「今の行動パターンだからダメなのです。強烈な刺激がないと。」
ドクター:「今の彼には、非日常的な行動パターンが必要なわけです。それも強烈な。」
お母さん:「はぁ・・・・」
詳細はご想像にお任せします。
その後、うきうきしていることが多くなったそうでした。
これはうつ病患者さんの一例です。
ほかにも、精神異常者の患者さんに対して行ってきたクレイジー治療法なども含め、
このドクターからはいろんな事例を聞くことができました。
ただ、実行に移すとなると、合意があったとしても、犯罪スレスレです。
でも、本気で変わる可能性があるのなら、やってみてもいいんじゃないかとも思います。
私はクレイジーな治療法はやりません。
やってほしいと言われたらご相談には乗りますが(笑)
先日の記事 うつ病の整体~おなかの奥が冷えるあなたに~
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